ドラマ　４～６月

この春も自分の好きな役者、脚本家が携わる作品が多々あったので

いつもより多めに見ていました。

「大豆田とわ子と三人の元夫」

松さんは好きでねえ・・・

若い頃から大好きで彼女の舞台は出来る限り生で観たいし、

ドラマや映画も大体は観ていると思う。

今はやらなくなったけど、歌の上手い彼女のコンサートにも

何回か行ったんですよ。

そんな彼女がこのドラマでは久々にコメディよりの演技

そしてタイトルコールに、また来週！と言ってくれたり

さらに、劇中で歌声を披露する回もあったり

主題歌まで彼女が歌っているというサービスっぷり！

これはもうファンのための作品でしょう・・とだけでは収まらない

坂元裕二さんらしい予想のつかない、それでいて人間味があって

毎回楽しい作品だった。元夫を演じた役者さんたちも

そのポジション、彼らでないとなしえないもの。

また、スペシャルかなんかで帰ってきてくれないかなあ。

「恋はDEEPに」

普段、この手のラブストーリーは観ないんですけど

綾野剛と石原さとみというこの共演！に時めいて観たわけです。

うん！その共演は期待どおりの素敵さ！

う～ん、ですけど・・・

ここまでピュアなドラマとは思わなかったなあ。

生き物好きとしては石原さとみが海の生き物の事を考える（＝その正体にも秘密があるわけだが）役どころでそれも悪くなかったんですけどねえ。

やっぱり恋愛物としてはどうにも盛り上がりが・・・

「コントが始まる」

好きな役者である有村架純がある３人組の芸人「マクベス」のマニアであるという

設定も新鮮で面白かったんですが

ちょっとキャストが豪華すぎやしませんか！？

菅田将暉に仲野太賀に神木隆之介に中村倫也に古川琴音、

途中から芳根京子に木村文乃に・・・と

今を時めく役者さんがこれだけ揃ってる、それだけでも

ひじょ～にワクワクしましたが

解散を決意した「マクベス」のラストライブまでの日々・・・

メンバー同士の友情、対立、そして色んな人の出会い、恋もあるけど

その恋も控え目で、人生ドラマを重きに置いているのがいい。

生きる事ってどんな人と出会ってどう転んで

また立ちあがるか分からない。まさにコントのように面白い。

こんな時代だからこそ、生きる事に夢とか温かさを

与えてくれた作品だ。ラストカットも素晴らしいよ。

いいドラマでした。